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2011年9月29日(木曜日)

予防接種。

すべての薬には必ず主反応と副反応がある。

主反応→大きく起こる反応。この作用をうまく活用して、治療を行う。

副反応→目的以外の反応。

主反応はまぁ、効能効果と言い換えられるだろうか。

副反応は、有名なところでは『リアップ』という育毛剤。
これの成分は、もともと血圧関連の治療薬開発から、偶然発見された副反応を活かして商品化された。

ただ、もちろんいいことばかりが起きるとは限らない。

たいていの抗アレルギー薬は眠気を伴う。
アレルギーへの反応は、主作用と言える。
『眠気』は日中に伴えば、不都合である。これが副反応。副作用として表記される。

ただし、すべての主作用・副作用は個人差が大きい。
そのため、薬は自分のためになるからと言って、人のためになるかというと、そういうわけでもなく、他の人に渡さないでください・・・と言われるのはその為である。


私が関わっている予防接種事業。
ワクチンにももちろん副作用はある。
体が抗体を作る際に、発熱や腫れが現われる人がいる。

バングラ政府はワクチン接種後に起こるすべての副反応を【AEFI】として、情報の収集、患者のケア、医療費控除などを行っている。
IMG_0133.jpg


今日、逢ってきた子どもは『熱性けいれん』を起こした10か月の子供。
・・・『熱性けいれん』、私もこの症例に悩まされたことがある^^;
インフルエンザ流行期の話だ。(それはまた別の時にでも)

高熱によって引き起こされる痙攣で、幼児期・学童期に起こしやすい。
詳しくは以下を参照。
(メルクマニュアル:小児の熱性けいれん)

ワクチン接種時に、HA(ワクチン接種者:Health Assistant)は子供の体調を尋ねることになっているが、華氏100F(37.8℃)以下であればワクチンを打ってもかまわないことになっている。
接種時、子供には薬を投与しておらず、熱もそこまで高くなかったことから接種を行ったそうだ。

ワクチン接種1時間後、熱が高くなり、けいれんを起こし、病院へ運ばれ、入院となった。

家族の話では数日前から熱があったらしい。(HAは把握せず)
ただし、体温計なるものは家にはないので、どの程度だったのかは分からないとのこと。


規定には当てはまっていたとしても、保護者の判断で接種の可否をさせるた方がいいのだろうな、と思う。
無理して打つ必要はない。
(これは、EPI隊員への個人的な助言です^^)


SMO(WHO)はHAに君は悪くない、と伝えていた。
ただ、もう少し家族の話をちゃんと聞かなきゃね、と。

それから、患者家族や担当医師に、薬による反応ではあるが、ごくまれなケースであり、HA自身の対応が悪かったためでも、薬が悪かったわけでもない。
けいれんを起こしやすい子供もたまにいて、あなたのお子さんは起こしやすいタイプなので、今後も熱がある際は速やかに伝え、接種を控えるように、アドバイスしていた。

やはり、こういうことは第3者が患者・接種者双方に伝える。
そのことにより公平性がきちんと守られている。

日本のワクチン接種みたいに、きちんとワクチンの効果と副作用、その時の対応等が書類で渡されて、本人または家族の承認サインをもらう仕組みになってはいないのはバングラデシュの状況を考えると、仕方ないのかな?とも思う。
ただ、将来はそのような体制作りを検討してもらいたい。


郡のEPI担当者とHAは病院へ何度も足を運び、様子を伺うと言ってくれた。
ありがとう。

早くこの子供が退院できますように☆


*バングラの医療体制について語ろうと思ったけど、まぁ、それは次の機会に♪
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2011.09.30 Fri l バングラの生活 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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